【2024年】開発環境の刷新を考える

目的

現在開発に利用しているPCが結構古く、いろいろと限界が見えているので、PCの買い替えを検討しています。

いくつかパターンが考えられるので、各パターンを整理してどのパターンを採用するのか決めたいです。

現在の開発環境

現在はメインとサブのPCの2台があるのですが、どちらも結構古めの構成です。

メインPC

メインの開発ではWindowsのデスクトップPCを利用しています。

2017年頃に購入したBTOパソコンで、スペックは次の通りです。

スペック名スペック
OSWindows 10
CPURyzen 7 1700
メモリ32GB
ストレージCドライブ:SSD 1TB
その以外:SSD 合計436GB、HDD 2TB

サブPC

サブのPCとして、MacBook Airを利用しています。

世代的にはEarly 2015なので、2015年頃のモデルです。

開発したiOSアプリの動作確認や、実家に帰省するときの作業用PCとして利用しています。

スペック名スペック
OSmacOS Monterey
CPUIntel Core i5
メモリ8GB
ストレージ256GB

現在の開発環境の問題点

OSのサポートがそろそろやばい

Windows

Windows 10のセキュリティサポートは2025年10月に終了するので、サポート終了まであと1年を切っています。

なのでWindows 11にアップデートしたいのですが、残念ながらRyzen 7 1700はWindows 11に対応しておらず、正攻法ではアップデートできません。

参考:

Windows プロセッサ要件 - Windows 11 バージョン 22H2 および 23H2 でサポートされている AMD プロセッサ
この仕様では、Windows 製品を含む Windows 11 バージョン 22H2 および 23H2 カスタマー システム (カスタム イメージを含む) で使用できる AMD プロセッサについて詳しく説明します。

Mac

現在の最新OSはmacOS Sequoiaですが、Early 2015世代のMacBook AirではSequoiaどころかMontereyまでしかアップデートできません。

バージョニングでいうと、SequoiaがmacOS 15でMontereyがmacOS 12なので、3世代前ですね。

macOSは最新世代+2世代前までのOSはセキュリティアップデートをしてくれているので、アウトですね。

実際Montereyは2024年7月が最後のセキュリティアップデートとなっています。

なので最近はもうMacBook Airは利用していません。

参考:

macOS Monterey と互換性のあるコンピュータ - Apple サポート (日本)
macOS Monterey は以下のモデルの Mac にインストールできます。
macOS Ventura に対応しているコンピュータ - Apple サポート (日本)
macOS Ventura は以下のモデルの Mac にインストールできます。
Appleのセキュリティリリース - Apple サポート (日本)
Appleソフトウェアのセキュリティアップデートと緊急セキュリティ対応をまとめて紹介します。

Apple Storeで公開しているアプリを更新できない

macOS Montereyでは最新のXcodeを入れることができません。

その影響で公開しているアプリの更新しようとしても、Xcodeのバージョンが古いと怒られて更新できず、Apple Storeで公開しているアプリの更新が実質止まってしまっています。

iOSの動作確認が重すぎる

MacBook Air最大の役割が、iOSアプリをビルドして動作確認することなのですが、これが重すぎてぶっちゃけもう使えないレベルです。

刷新パターン

WindowsデスクトップとMacbookの両方を買い替える

持ってる2台のPCを両方買い替えて、Windowsデスクトップ + MacBook環境の新環境を作る案です。

メリット

  • WindowsとMacの両方の環境を維持できる

デメリット

  • お金がいっぱいかかる
  • サブPCの稼働率は低くなるのでコスパ的には微妙?

WindowsノートとMac miniに買い替える

現在はデスクトップはWindows、ノートはMacという構成ですが、逆にデスクトップはMac、ノートはWindowsの環境に刷新する案です。

メリット

  • WindowsとMacの両方の環境を維持できる

デメリット

  • お金がいっぱいかかる
  • サブPCの稼働率は低くなるのでコスパ的には微妙?ただWindowノートはお手頃なのも多いのでMacBookを遊ばせておくよりはコスパよさそう

Macのみ買い替えてMac1台に集約する

MacBookを購入してWindowsは引退させて、すべての作業をMacに集約する案です。

メリット

  • 全作業を1台に集約できて効率的
  • デスクトップを引退させられるので省スペースになる

デメリット

  • 1台に集約するとなるとそれなりのスペックが必要になるので、お金もそれなりにかかる
  • Windowsを気軽に触れなくなる(Parallel Desktopとかを利用すれば仮想環境上にWindowsを維持することはできそう)

メインPCの延命 + AWSのMacインスタンスの利用

メインPCでWindows 10を脱却して寿命を延ばして、Macを利用したいときはAWSのMacインスタンスを利用する案です。

メインPCの延命策としては以下が考えられそうです。

  • Linux化する
  • 非正攻法でWindows 11にアップデートする
  • CPUだけWindows 11対応のものに交換して、正攻法でWindows 11にアップデートする

メリット

  • 初期コスト的な面だと金はあまりかからない

デメリット

  • Mac環境が必要になるたびに課金が必要
  • Mac環境を使い終わったときにちゃんと手順踏まないとうっかり高額請求されそう
  • MacBookは引退させるので持ち運びできるPCがなくなる(Linux化してモバイルノートとして使うのはありかも)

結論

「MacBookに一本化」案を採用することにしました。

なので今使ってるのWindowsデスクトップとMacBook Airを引退させて、新しくMacBookに一本化していくことにします。

WindowsとMacの両方使える自分でいたかったので「Windowsノート + Mac mini」案も悩んだんですが、どんなときでもMacBook1台あれば完結する魅力が上回りました。
Windows環境はMacBook上の仮想環境を作ろうと思います。

コメント