Hyper + WSLでWindows上に快適なターミナル環境の構築

以前Windows上で快適なターミナル環境を整えるため、cmderを導入しましたが、不満が出てきたので、Hyperというターミナルを試してみましたので、その環境構築メモです。

Hyperのインストール

まずはこちらからHyperをダウンロード&インストールします。基本的にダウンロードしたexeファイルを実行するだけでインストールされます。

Hyper™
A terminal built on web technologies

Hyperのデフォルトシェルをbashにする

Hyperインストール後のデフォルトはまだbashになってないので、設定を変更して起動時にbashが起動するようにします。

メニューからEdit → Preferencesを開きます。すると設定ファイルがメモ帳で開かれるので、これを編集してbashが起動するようにします。

実際のファイルは(特に変更してなければ)、C:\Users\ユーザ名\.hyper.jsなので、メモ帳以外のテキストエディタで設定ファイルを開きたい場合は、このファイルを直接開きましょう。

編集するのはこう書いてある行です。この行を

shell: '',

こう編集します。

shell: 'C:\\Windows\\System32\\wsl.exe',

さらにこの行を

shellArgs: ['--login'],

こう編集します。

shellArgs: ['~'],

--loginを残したままだと起動に失敗するようになるので気をつけましょう。

~で起動時のカレントディレクトリを指定しているので、好きなパスに変えても問題ありません。ここに何も書かなければ/mnt/c/Users/ユーザ名がデフォルト値となるようです。

これで、次回起動時からbashがデフォルトで起動するようになります。

デフォルトシェルをzshなどに変えたい場合は、こちらを参考にデフォルトシェルを変更してください。


また、Hyperのショートカットキーについてはこちらを参考にしてください。

参考:

WSL / Ubuntu / ZSH and Hyper Terminal
I’ve been using Windows Subsystem for Linux for quite a long now. What is Windows Subsystem for Linux? It’s basically to...

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