Ubuntuにlsyncdを導入する

ディレクトリのリアルタイム同期をしたかったのでUbuntu 18.04 LTSにlsyncdを導入しました。その時の手順メモです。

lsyncdのインストール

まずはlsyncdをインストールします。これはaptコマンド一発で入ります。

$ sudo apt install lsyncd

設定ファイルを作成

同期周りの設定ファイルを作成します。デフォルトだと設定ファイルのパスはは/etc/lsyncd/lsyncd.conf.luaになっているため、この名前のファイルを作成します。

もし設定ファイル名やファイルパスを変えたい場合は、/etc/init.d/lsyncdの以下の部分を修正すればファイル名、ファイルパスを変えることができます多分(やったことはないです)。

CONFIG=/etc/lsyncd/lsyncd.conf.lua

設定ファイルはとりあえず最低限の項目のみを作成します。

$ sudo mkdir /etc/lsyncd

$ sudo vim /etc/lsyncd/lsyncd.conf.lua
settings {
        logfile    = "/tmp/lsyncd.log",
        statusFile = "/tmp/lsyncd.status"
}
sync {
        default.rsync,
        source    = "/home/user/lsyncd_test/src/",
        target    = "/home/user/lsyncd_test/dst/"
}

lsyncdの起動

lsyncdのプロセスを起動します。

$ sudo systemctl start lsyncd

ログの確認

lsyncdのログを確認してみます。以下のようなログが出ていれば同期に成功しています。

$ cat /tmp/lsyncd.log
Sun Mar  8 05:57:38 2020 Normal: recursive startup rsync: /home/user/lsyncd_test/src/ -> /home/user/lsyncd_test/dst/
Sun Mar  8 05:57:38 2020 Normal: Startup of "/home/user/lsyncd_test/src/" finished.

psコマンドでプロセスが起動してるかも確認してみます。以下のようなプロセスがあれば無事起動しています。

$ ps aux | grep lsyncd | grep -v grep
root     12600  0.0  0.0  12932  2072 ?        SNs  03:53   0:00 /usr/bin/lsyncd -pidfile /var/run/lsyncd.pid /etc/lsyncd/lsyncd.conf.lua

もし起動してない場合は

$ sudo systemctl status lsyncd

でlsyncdのステータスを確認してみましょう。

参考:

Ubuntu 18.04 LTS : Lsync の設定 : Server World
Ubuntu 18.04 LTS Lsync の設定

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