目的
以前、古いMacBook AirにLubuntu 24.04.1をインストールしました。
しかし、ただインストールしただけではWi-Fiに接続できずに流石にできることが限られてしまうので、今回はWi-Fiに接続してネット接続をするところまでをやってみます。
用意するもの
ネット接続に必要なドライバをインストールするためには、どうにかしてネットに接続しなければいけないというジレンマが発生します。
そのため、USB→有線LANの変換アダプタを利用するか、USB接続の無線LANの子機を用意してネット接続する必要があります。
いずれの場合でも、接続しただけでLubuntu上で正常に認識してくれるものを用意する必要があるので注意です。
今回は、家に転がっていた無線LAN子機のBUFFALO WLI-UC-G301Nを利用します。
手順
一時的に無線LAN子機を使ってWi-Fiに接続する
必要なドライバをインストールするため、用意した無線LANの子機をMacBook Airに接続します。
今回用意した子機は接続するとLinuxでも自動で認識してくれるので、接続して画像のここの部分をクリックすると接続するWi-Fiを選択できるようになります。
あとは接続したいWi-Fiを選択して、パスワードを入力すると無事Wi-Fiにつながります。
接続が成功すると、↓画像のようなアイコンになります。
MacBook内臓の無線LANモジュールでWi-Fiに接続する
さて、無事にネット接続はできましたが無線LAN子機を接続しっぱなしなのも使い勝手が悪いので、MacBook内臓の無線LANモジュールでWi-Fiに接続できるようにしていきます。
まず、アプリケーションメニューから「システムツール → QTerminal」を選択して、ターミナルソフトを立ち上げます。
そして、下記コマンドを実行してドライバをインストールします。
$ sudo apt update
$ sudo apt install bcmwl-kernel-source
インストールが完了したら、無線LANの子機を抜いて一旦PCを再起動します。
再起動後、無線LAN子機を外したのでWi-Fiの接続が切れていますが、ドライバをインストールしたため内臓の無線LANモジュールを利用してWi-Fiに接続できるようになっています。
そのため、デスクトップ右下の画像部分をクリックすると接続するWi-Fiをできるようになっているので、接続したいWi-Fiを選択して、パスワードを入力すると無線LAN子機なしでも無事Wi-Fiに接続できます。
参考:
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