mise(旧rtx)を利用して言語のバージョンを管理する

もともとはjenvとかnodevとかを利用して、プログラミング言語のバージョンを切り替えていたのですが、PCを新調したのに合わせてmiseに一本化したので利用方法のメモです。

miseとは

jenvとかnodenvとかgoenvとか言語ごとにバージョン管理ツールが存在しますが、言語の数だけツールのインストール/設定が必要だったりで少々面倒でした。

それを解決してくれるのがmiseです。miseは複数の言語のバージョンをまとめて管理してくれる素敵ツールです。

環境

  • OS:macOS Sequoia
  • Shell:zsh
  • Homebrewのバージョン:4.4.20

インストール

今回はMacで環境構築しているので、homebrewで導入可能です。

$ brew install mise

.zshrcにアクティベート用の処理を書き込みます。

$ echo 'eval "$(mise activate zsh)"' >> ~/.zshrc

これで準備は完了です。

ターミナルを再起動 or $ source ~/.zshrcコマンドなので.zshrcを再読み込みすれば反映されます。

使い方

例えばmiseでインストールできるJavaの一覧を取得したい場合は、下記コマンドで取得できます。

$ mise ls-remote java

カレントディレクトリでJava17を利用するには次のコマンドを実行します

$ mise use java@17

このとき、miseでJava17をインストールしていなかった場合はインストールも実行されます。

グローバルでJava17を利用する場合には次のコマンドを実行します。

$ mise use --global java@17

他にも色々と便利なことができそうな雰囲気ですが、取り急ぎ以上を知っていれば各言語のバージョンをいい感じに管理できます。

参考:

Getting Started | mise-en-place
mise-en-place documentation
初心者の初心者による初心者のための開発環境セットアップツール mise 入門(updated from rtx) - Qiita
はじめにバージョン管理ツール rtx がリリースされてからざっと 1 年半が経過しました。その間、このツールは度重なるアップデートを重ね、利便性を向上させていきました。また、名称も検索のしづらい …

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